空気の乾燥は口臭を招きやすいです。季節でいえば、夏ではなく冬に空気は乾燥しやすいですよね。あるいは、夏であっても室内などの乾燥した空間では口臭が発生しやすくなりますので注意が必要です。ここではそんな空気と口臭との関連について詳しく解説します。

空気の乾燥が原因の口臭

春は適度な湿度が保たれていますし、梅雨から夏にかけてはむしろ高いくらいですよね。そうした空気の状態では、口腔内も乾燥しにくくなり、口臭に悩まされることも少ないです。一転、秋から冬にかけては空気が乾燥し、湿度も極端に下がるため、多くの人が口臭に悩まされることとなります。つまり、口臭の発生には、空気中の湿度が大きく関わっているといえるのです。

室内は1年中乾燥している

湿度の高い春や夏でも、変わらず口臭に悩まされる方もいらっしゃいますが、そうしたケースでは、空気の乾燥意外に原因があるといえます。もしくは、春や夏でも室外にいることが少なく、エアコンなどによって空気が乾燥した室内で過ごす時間が多い人は、空気の乾燥によって口臭が発生していると考えられます。

空気が乾燥すると何がいけないの?

空気が乾燥すると、それを吸ったり吐いたりする口腔も乾燥しがちになります。乾いた空気が口腔を通過すれば、自ずとお口の中も乾きますよね。すると、唾液の作用が減弱して、口腔内に生息する細菌が元気になり、口臭の原因になる物質も大量に産生されるようになるのです。

空気の乾燥への対処法

マスクをつける

冬場は、マスクを装着することが口臭発生の対処法となります。マスクをしていれば、空気が乾いていても、呼吸の際に口腔内が乾燥することがなくなります。また、ある程度の風邪予防にもつながりますので、冬場は積極的にマスクをつけていきましょう。これは乾燥した室内で過ごす時間が多い人にも当てはまります。

頻繁に水分補給をする

外出中であれ、学校やオフィスの中にいる時であれば、頻繁に水分を補給することで、口腔内の乾燥を防ぐことができます。これもまた風邪予防につながる対処法でもありますので、非常にお勧めです。

まとめ

臭症に悩まされている人にとって、空気の乾燥は大敵です。室内にしろ、室外にしろ、乾燥した空気の中で過ごす時間の多い人は、積極的にマスクを装着するなり、水分を補給するなりして対策していきましょう。お口の中が乾燥することは、口臭にとって非常に悪い状態といえます。