皆さんの身の回りで、口臭が気になる方はいらっしゃいませんか?それが上司や部下である場合は悩ましいところですよね。他人ではあっても、毎日接する間柄なので放置することもできない。ここではそんなシチュエーションへの対処法について詳しく解説します。

態度や表情で伝える

本人にとってためになることでも、やはり赤の他人から指摘されると、不快に感じることは多々あります。その代表が口臭です。例えば、毎日顔を合わせる上司や部下から「口臭が気になる」と指摘されたら、皆さんはどう思いますか?もちろん、言い方や関係性にもよりますが、ショックを受けたり、気分を害したりする人が多いのは間違いありません。そこで、余計な摩擦を生まないためにも、会話中に仕草や態度、表情といった間接的なサインで伝えるのもひとつの手といえます。

気心の知れた仲なら言葉で伝える

職場において気心の知れた仲であれば、言葉できちんと伝えてあげることが大切です。口臭を指摘してもらうことは、結果的にその人にとって良いことといえますので、言葉で具体的に伝えることは決して悪いことではないのです。注意すべきなのは表現の仕方で「あなたの息は臭い」とか「不快なニオイがする」など、直接的に指摘するのは好ましくありません。「もしかしたら臭っているかも?」というように、相手を責め立てないような言い方で指摘する方が好ましいといえます。

健康を気遣う

口臭の原因には、虫歯や歯周病だけでなく、全身疾患なども挙げられます。例えば、胃潰瘍や糖尿病などは、中年男性などが罹りやすい全身疾患ですよね。そうした全身の病気を糸口として、口臭が発生していることを伝えると、本人はそれほど悪い気はしないことでしょう。その際、口臭の原因を突き止めることができる口臭外来について教えてあげると、なお摩擦が起きにくいかと思います。その際、自分の家族や知人に、全身疾患による口臭で治療を受けた経験のある人がいれば、そのエピソードを話してあげると、具体的なアクションを起こしやすくなります。

まとめ

上司や部下など、毎日接する人だからこそ、口臭を指摘してあげることはとても大切なことといえます。そうした人は、必ず職場以外の場所でも、他人から口臭を嫌がられていることは間違いありませんので、少しでも早く自覚してもらうことが本人のためにもなるからです。指摘の仕方や表現さえ気を付ければ、ほとんどのケースで感謝してもらえるはずです。