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皆さんは身の回りの人から強い口臭を感じた経験はありますか?おそらく大半の人は、学校や職場などで、強い口臭を持った人と接する機会があるかと思います。なぜなら、厚労省の調査によると「社会的容認限度を超える口臭の強さ」を持つ人の割合は、23%にも及ぶという結果が得られたからです。つまり、4人に1人が単なる口臭ではなく、我慢できないほどのニオイを発しているのです。

口臭は自覚しにくいもの

強い口臭を発している人の割合が23%というのは非常に高い数値ですよね。これは口臭というものが自覚しにくいものであるという点が影響しています。口臭は目に見えないものですし、相手に口臭があることを指摘するのも勇気のいる行為です。それだけに、口臭を持っている人は「まさか自分が」という感覚で、口臭を自覚する機会を失っているのです。

口臭は指摘してあげるべき?

学校や職場など、毎日接する機会がある人であれば、口臭を指摘してあげて良いかもしれません。口臭を持っている人は、それを自覚することで改善策を講じることができますし、周りの人に迷惑をかけることも少なくなります。何よりあなた自身も嫌な思いをすることもなくなります。ただ、毎日接するといっても、上下関係があったり、それほど親しくなかったりする場合は、指摘するが難しくなります。

家族や友人が指摘するべき

口臭というのは、とてもデリケートな生理現象ですので、できれば家族や友人が指摘してあげましょう。身内であれば、本人も大きなショックを受けることなく口臭を自覚できます。それがもし会社の上司や同僚などの場合、その後の人間関係にも悪影響が及び可能性があるため、あまりお勧めできません。

自分で気づくことが最良

当然のことながら、口臭は自分自身で気づくことが最良といえます。確かに口臭は自覚しにくいものですが、その兆候は色々な面から感じ取ることができます。例えば虫歯や歯周病といった口腔疾患があったり、口が乾きやすい体質であったりと、口臭の原因になり得る要素を自分の中で確認しましょう。あるいは、少しでも口臭が気になったら、まず口臭外来を受診してみましょう。「社会的容認限度を超える口臭の強さ」があれば、検査によってすぐにわかります。

まとめ

残念ながら口臭を持っていると、周りの人に迷惑をかけることがあります。スメルハラスメントという言葉ができるくらい、口臭は現代の日本で大きな問題となっていますので、心当たりがある人は、まず自分の口臭と向き合ってみることから始めましょう。