思春期や学生時代に口臭症に悩まされると、青春そのものが奪われることもあります。今現在、そうした青春を送っている人や、口臭症とともに暗い青春を送った人は、よくわかるかと思います。そんな暗い青春は、口臭症から解放されることで取り戻すことが可能です。

こうして青春は奪われる

口臭が気になってあまりしゃべらなくなる

口臭が気になり始めると、しゃべるのをためらうようになります。特に思春期の子たちは、口臭に敏感になっていることもありますので、口臭ひとつで周囲から疎まれる存在になり得るからです。

人間関係が希薄になっていく

あまりしゃべらない人の周りには、当然ながら人は集まってきません。向こうが話しかけてきても、すぐに会話を終わらせてしまうような傾向があれば、コミュニケーションを拒絶されたと思い、人は離れていきます。そうして人間関係が希薄になっていくのです。

異性との交流も避けてしまう

青春の醍醐味といえば恋愛です。好きな人ができたら、それだけで学校へ行くのが楽しくなります。けれども、口臭症に悩まされていると「自分に恋愛は無理なんじゃないか」と塞ぎ込んでしまいがちです。そのため、好きな人ができても何らアクションを起こさず、むしろ異性を避けるような行動をとるようになります。

口臭と真っ向から向き合う

上述したように、思春期は本人を始め、周囲の人間も色々なことに敏感となっています。それだけに、口臭症に悩んでしまったら、異性との交際はもちろんのこと、友人関係さえきちんと築けなくなることあります。そんな負のスパイラルに陥らないためには、口臭症と真正面から向き合うことです。とりわけ、思春期の学生は周りに助けを求めたり、解決策を探求したりするのが苦手ですので、口臭はどうにもならないものと諦める傾向が強いといえます。

家族や医療機関に悩みを打ち明ける

口臭に悩んでいることを家族や医療機関に打ち明けることで、肩の荷はおります。自分一人で解決しなくても良いのだとわかれば、ネガティブ思考からも脱却できるでしょう。世の中には口臭症を改善する方法は山ほどありますので、ポジティブに考えることが重要です。

まとめ

青春時代に口臭症に悩まされたら、真っ向からそれと向き合うことが大切です。それは一人で悩み込むということではなく、周りの人の力を借りながら、口臭を治療していくという意味です。そうすることで、今失われつつある青春、あるいは過去に失われてしまった青春を取り戻すことができます。