お母さんであれば気づかれる方も多いかと思いますが、子どもにも口臭があります。口臭というと成人にだけ生じるようなイメージが強いですが、幼稚園児や小学生、思春期の中学生にも発生します。ここではそうした子どもの口臭をいくつかのタイプに分けて、詳しく解説します。

口臭が一日中発生しているタイプ

一日を通してずっと口臭が発生しているタイプでは、まずオーラルケアに問題があることが多いです。そもそも歯磨きをしていないか、その方法が不適切だと、食べかすなどが口腔内に残留します。すると、虫歯が発生しますので、一日中お口の中が臭うこととなります。

20903801 – kid girl brushing teeth in bathroom

このタイプでは、何よりブラッシングなどのオーラルケアを徹底させる必要があります。低年齢であれば、子ども本人による歯磨きだけでなく、お母さんの仕上げ磨きもしっかり行っていきましょう。一日中口臭が発生しているということは、口腔衛生状態が極めて悪くなっていますので、様々なトラブルを引き起こす可能性も高まっていることにも注意しましょう。

体調を崩している時に臭うタイプ

子どもが体調を崩している時に口臭が発生するタイプでは、それほど気にすることはありません。どんな人でも体調を崩すと免疫力が下がり、口腔内の衛生状態も悪くなります。こうしたタイプでは、いかに体調を崩さないかはもちろんのこと、体調を崩した際は安静に過ごし、オーラルケアもしっかり行っていくことで、口臭の発生を抑制することができます。

思春期になって臭い始めたタイプ

思春期になってから口臭が気になり始めたタイプは、ホルモンとの関連が疑われます。思春期は男女ともにホルモンの分泌が不安定となり、その結果として口臭が発生しやすくなるからです。特に女性はその影響が大きく、思春期に入ってから口臭に悩まされる人も珍しくありません。

このタイプでは、ホルモン分泌が不安定になることはどうしようもありませんので、体調を安定させたり、ストレスをため込まないようにしたりするなど、心身の調子をコントロールすることが重要となってきます。同時に、オーラルケアをしっかりと行っていくことで、口臭発生を可能な限り抑制していきます。

まとめ

子どもにも口臭は発生、そのタイプはいくつかにわけられますが、タイプに応じてとれる対策がいくつかあります。それらを実行していくことで、子どもの口臭をできる限り抑えていくことが大切です。口臭はいろいろなトラブルの元になるため、気になったらすぐに対処しましょう。